引き出しとコラボレーション

引き出しとコラボレーションのページを更新しました。VUCAな時代と言われる今日この頃ですが、引き出そうと思ってもステークホルダーに答えがない状況が増えています。だからこそ、課題設定の大事さなどがよく言われています。課題設定って難しいですよね。しかもステークホルダーが何をしていいか分からないことも増えています。で、どうすればいいかなんですが、、DXであればムーンショットしましょう。それが課題設定の第一歩だと思っています。ムーンショットしてビジネスニーズを特定というよりか定義します。そこからバックキャストしてやるべきことを定義していきます。その際に現在と将来のギャップが見えるようになり、乗り越えるべきハードルとして課題が定義されます。そして、その課題を乗り越えためにビジネスアジリティが求められます。その対策の正しさを確認するべく実験型のアプローチで今まで知らなかった情報を特定することが大事です。プロトタイプ、POCでソリューションを試すってことばかりやっている人がいますが圧倒的にビジネスの課題設定ができていません。結果、やっただけってパターンになる訳です。ビジネスニーズと紐づけないソリューション評価は無駄とは言いませんが、知見を得る以上でも以下でもない活動だと思います。注意しましょう。ビジネスの課題設定があるからこそ、ソリューション評価で失敗しても良質な失敗になるわけです。

コラボレーションは背中を見せて後輩には学ばせたい内容です。コミュニケーションの基本が書いてあるのですが、相手を理解して相手が知りたいことをメインに相手の分かる言葉や抽象度、解像度でコミュニケーションすることが当たり前にできるようになるまではある程度の経験値が必要だと思います。そして、相手が理解できているか相手の表情、最近だとリモートで音声だけで判断しながら会話するのはなかなハードルが高いですよね。BABOKをかじった方はまわりの人が相手によって表現をどのように変えているか観察
してみましょう。時には後輩が上手くコミュニケーションできていない時は、それって〇〇ってことなんです~みたいにフォローしてあげるということも大事だと思います。

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